Future Care Lab in Japan とは
介護現場・開発企業の架け橋となり、
“現場で使われるテクノロジー”の実証・実装を支援します。
「現場で使い続けられる」を、
プロのチームが共創。
ここは、介護の理想をカタチにする
「リビングラボ」です。
私たちが大切にしているのは、「リビングラボ」という仕組み。これは、ケアと開発のそれぞれのプロがワンチームとなり、模擬環境下での検証を実施し、実際の施設での検証も繰り返しながら、本当に役立つ製品やサービスを育てる場所のことです。
「良い技術があっても、現場運用に合わない」
「導入しても、使いこなせない」——。
そんなミスマッチを解消し、スタッフの負担軽減とケアの質向上を同時に叶える「介護の未来」を、この場所から社会へ広げていきます。
目的
介護現場の課題を、実証を通じて解決します。
FCLの目的は、単に新しい技術を現場に導入することではありません。
介護現場が抱える「業務の負担が大きい」「人手が足りない」「効率化したいが、何から始めればいいか分からない」といった課題に対して、現場に合ったテクノロジーを選定し、実証を通じて解決へ導くことです。
「導入して終わり」ではなく、“使われ続ける”形をつくることを重視しています。
具体的な活動
FCLでは介護現場のニーズと関連企業のシーズをマッチングします。
設立の背景
テクノロジーが“活かされない”現実
介護の現場において最大の課題となっているのは、介護人材の需給ギャップです。少子高齢化に伴い、高齢者の割合が増え、介護を必要とする方は増加する一方なのに対し、若者の数は減っており、担い手となる介護スタッフの数が大幅に足りません。
2026年度には25万人、2040年度には57万人が不足するとの試算もあり、このままでは介護を受けたくても受けられない高齢者が増加し、大きな社会問題となることが予想されます。また、このことは必然的に、労働者一人一人に対する負荷が増えていくことを意味しており、介護者に喜んでほしいという純粋な思いだけでは続けるのが難しく、残念ながらストレスを感じてしまう人も出てくるのが現状です。
こういった背景の中、仕組みそのものを変えていきたい、テクノロジーにはその可能性があるという想いがこの研究所の設立背景となりました。
介護する側、介護を必要とする方ともにテクノロジー活用への受容性や期待は高まっており、その一方で、人は人にしかできない介護に注力することが求められていると考えます。
Future Care Lab in Japanの強み
「試して終わり」ではなく、“現場に根づく”仕組みづくりがFCLの強みです。
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現場定着を導く
「リビングラボ」体制ケアと開発のそれぞれの多彩なプロフェッショナルがチームで支援。技術と現場の架け橋となり、価値ある共創をカタチにします。
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現場ニーズの深い理解
年間100法人以上の介護現場と接点を持ち、そこから本質的な問題を整理・分析し、適切なニーズ分析と調査設計を強力にサポートします。
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多角的な評価指標
デンマークのATAT※モデルを独自にカスタマイズし、利用者・事業者・経営者・技術の4視点で多角的に評価します。
※ATAT(Assistive Technology Assessment Tool)
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現場実装に向けた伴走
模擬環境での検証、実現場での実証を経て、導入、定着まで一気通貫で支援し、現場に真に定着するプロセスを促進します。